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【対処法あり】webマーケティングを辞めたい時・それでも続ける理由4つを紹介

webマーケティング業界に興味があっても「続けていけるのかな」と不安を抱える方は少なくありません。

そこで今回は、webマーケティング業界で実際に働く方が辞めたいと感じる4つの理由を紹介します。

この記事でわかること

  • webマーケティングを辞めたいと思った4つの理由
  • 辞めたくなった時の対処法
  • webマーケティングが向いている人・向いてない人の特徴
  • 辛くても続ける理由

「転職してから後悔したくない」という方は参考にしてください。

webマーケティングを辞めたいと思った4つの理由

webマーケティング業界で働く方が辞めたいと感じる理由は以下の4つ。

  • 頑張りが結果に結びつくとは限らない
  • 業務があり過ぎて終わらない
  • 自分をアップデートし続ける必要がある
  • 自分の判断で結果が変わるというプレッシャーがある

1つずつ具体的に紹介します。

①頑張りが結果に結びつくとは限らない

webマーケティングの仕事には正解がありません。

そのため「こうすれば売り上げがあがる」と仮説を立てて行動したとしても、必ずしも良い結果になるとは限りません。

まだ経験が浅いうちは精度の高い分析をするのは難しいです。

なかなか結果に結びつかずに「辛い」と感じることも多いでしょう。

筆者も最初はどう考えて分析したらいいか分からず苦戦した経験があります。

経験を積めばPDCAサイクルの精度は高まってきますが、それでも必ず結果に繋がるというわけではありません。

作業量を増やしたとしても結果が出るかどうかは試してみないと分からないのです。

頑張ったら必ず報われるという仕事ではないので、辞めたいと感じる理由の1つとなっています。

②業務があり過ぎて終わらない

webマーケティングでは、いざ施策をスタートすると自分の担当以外の業務を任される場面が多くあります。

webマーケティングの仕事は基本兼任です。

自分の作業が予定通り進まないので「残業してまで仕事をしたくない」「予定外のことが起きるとストレスになる」といった方にはwebマーケティングが辛いと感じる理由になるようです。

③自分をアップデートし続ける必要がある

webマーケティング業界はトレンドが常に変化しているため、いち早く情報をとり入れたり、深い知識を持っていないことには仕事ができません。

例えば「商品ページ作成」という仕事1つとっても「商品のトレンド」「デザインのトレンド」「ページのトレンド」「掲載メディアのトレンド」と、様々な要素が絡み合っています。

自分の専門領域に関わる情報は広くアンテナを立てておく必要があります。

通勤時間や休日をインプットする時間に充てなくてはならないので「常に追われている」と感じてしまう人も。

やらされてると思うと余計辛くなるので、まずは自分が気になった情報からインプットしてみるとよいでしょう。

④自分の判断で結果が変わるというプレッシャーがある

webマーケティングの仕事は自分の判断が売り上げに直結するため、そこにプレッシャーを感じる人は少なくありません。 

webマーケティングには答えがないため「自分の分析が間違っていたらどうしよう」「クライアントに責められたらどうしよう」と不安を感じやすい職業と言えます。

答えがないというのは誰でも怖いものです。特に業界歴が浅いうちはなおさらです。

また、クライアントが「自分より業界歴が長い」「企業の社長」ということもよくありますので、自分の仕事にプレッシャーを感じ、辞めたいと思う理由につながっていくようです。

webマーケティングを辞めたくなった時の対処法

webマーケティングを辞めたくなってしまった時は、まず「自分がなぜ辞めたいと思っているのか」を把握しましょう。

  • スキル不足なのか
  • やりたいことがやれていないのか
  • 作業量が多いからなのか
  • プレッシャーを感じているから

辞めたいと思う理由によって対処法が変わってきます。

自身の辞めたい理由と照らし合わせながら、以下の対処法を参考にしてください。

仕事量を見直す

作業量が多すぎて辞めたいと思っている人は仕事量を見直してみましょう。

webマーケティングの仕事は自分の裁量次第な部分もあります。

使える時間や受け持っている仕事を踏まえて、新しい依頼を調整したりスケジュールを組みなおしてみましょう。

自分の担当業務以外の仕事を任されることもよくあるので、会社と擦り合わせしてみるのも良いでしょう。

やりたい仕事ができる会社に転職する

「やりたいことがやれていない」「次のステップに行きたくて辞めたい」と思っている人は転職してさらに自身を成長させましょう。

webマーケティング業界は即戦力になる人材が求められるため、スキルがあればいつでも転職できる業界です。

経験やスキルが上がってくると現在の会社では満足できなくなってきます。

思い切って次のステップへ進むと、またやりがいを感じられるようになるでしょう。

経験を財産にしていく

webマーケティング業界は経験に勝るものはありません。

勉強した知識はあくまでも一例でしかなく、実際の現場で通用するかと言ったらそうでない場合の方がほとんどです。

自身の過去の経験やデータを踏まえて様々な判断ができるようになっていきます。

入社してからの下積み期間は自身のスキルを拡張している最中のため、辛く感じるかもしれません。

しかしその経験は必ず自身の市場価値を高めることにつながります。

今辛いことも「将来の財産になる」と前向きにとらえてみると仕事へ取り組む姿勢も変わってくるでしょう。

webマーケティングに向いている人・向いていない人の特徴

webマーケティングが自分に合う職業なのか知ることにより、あとから「やめておけばよかった」と後悔しなくて済みます。

ここではwebマーケティングに「向いている人」と「向いてない人」の特徴を紹介しますので参考にしてください。

webマーケティングに向いている人

webマーケティングに向いている人の特徴はこちら。

  • 新しい事が好き
  • 成長意欲が高い
  • 主体的に行動できる
  • 論理的に考えられる

web業界はトレンドの移り変わりが早いです。

新しい事に敏感な方はいち早く情報をキャッチでき、仕事に活かせるでしょう。

また、収集したデータをみて分析していきますので、主体的に行動でき、論理的に考えられる人は向いていると言えます。

webマーケティングに向いていない人

webマーケティングに向いていない人の特徴はこちら。

  • 向上心がない
  • 地道な作業が苦手
  • 主体的に行動できない
  • 論理的に考えられない


前述したように、webマーケティング業界で仕事をしていくには常に自分をアップデートしていく必要があります。

そのため向上心がない方には、webマーケティングは合わないと言えます。

また、言われたことだけをこなしたいタイプや、データを取ってコツコツと作業することが苦手な方には向いてないでしょう。

webマーケティングで辛いことがあっても続ける4つの理由

ここではwebマーケティング業界で辛いことを経験してもなお、働き続けている方の辞めない理由を紹介します。

実際にwebマーケティング業界で働く方が「辛くても続けたい」と思う理由を知ることで、壁にぶつかった時も乗り越えられるでしょう。

webマーケティングを続ける理由は以下の4つ。

  • 働く環境を選ばない
  • キャリアアップして転職ができる
  • 失敗が自分の経験値を上げてくれる
  • 世の中のビジネス戦略が分かる

順番に解説していきます。

①働く環境を選ばない

働く環境を選ばないというのはwebマーケティングの醍醐味でもあります。

webマーケティングは働く場所や時間が自由な会社が多いため、家庭やプライベートとの両立をかなえられます。

会社に拘束されているというストレスを感じにくいところが続ける理由の1つとなっています。

②キャリアアップして転職ができる

webマーケティングは即戦力になる人が求められる業界です。

webマーケティング会社は人材不足のところが多いため、必然的に教育できる人も不足しています。

一般的には転職すると収入が減ってしまったり、企業規模が小さくなってしまいます。

しかしwebマーケティング業界は「担当したwebサイトのアクセス数を○%上げた」「広告運用で売り上げ○%達成した」「webマーケティング以外にwebデザインもできる」など、しっかり実績を作っておけば企業側から求められる人材になれます

スキルを身に付けることで自分の市場価値を上げられるところはwebマーケティングの大きな魅力となっています。

③失敗が自分の経験値を上げてくれる

webマーケティングスキルは過去の失敗から磨かれていきます。

webマーケティングはデータ分析が主な仕事です。

「なぜダメだったのか」「次はどうしたらいいのか」と考えるため、失敗から多くのことが学べます。

また、自分の担当業務以外のことを任されることがよくあります。

仕事量が増えるのできついと感じる場面ではありますが、幅広い業務に対応できる人材は重宝されます。

経験を積んでいる最中は辛く感じるかもしれませんが、全て自分の将来に活きてくるため、辛くても頑張れるという方が多いようです。

④世の中のビジネス戦略が分かる

webマーケティングは企業の利益を上げるために様々な施策を考えていくため、世の中のビジネス戦略が分かるようになります。

「どうやって世の中の人がお金を出しているのか?」「今のトレンドはなんなのか?」など、世の中の戦略が見えてくるところが面白いと感じる方は多いです。

また、自分が商品やサービスにお金を払う際、裏を考えるようになり間違った選択が少なくなります。

企業の裏側が知れるという面白さも、webマーケティングを続ける大きな理由となっています。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。

今回はwebマーケティングを辞めたいと思う4つの理由と対処法、それでも続ける理由を4つ紹介しました。

以下おさらいです。

辞めたくなる理由

  • 頑張りが結果に結びつくとは限らない
  • 業務があり過ぎて終わらない
  • 自分をアップデートし続ける必要がある
  • 自分の判断で結果が変わるというプレッシャーがある

辞めたいと思った時の対処法

  • 仕事量を見直す
  • 転職する
  • 経験を財産にしていく

辛くても続ける理由

  • 働く環境を選ばない
  • キャリアアップして転職できる
  • 失敗が自分の経験値を上げる
  • 世の中のビジネス戦略が分かる

今回紹介した「webマーケティングを辞めたくなる理由」を知ることで、webマーケティング業界に対する心持ちも変わってくるかと思います。

webマーケティングは責任が大きい仕事ですが、その分自由度が高くやりがいを感じられる職業です。

ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

  • この記事を書いた人

北山貴郁|Sicuro株式会社代表取締役

Sicuro株式会社代表取締役。 インターネット広告代理店でキャリアをスタートし、広告運用・新規営業などの業務を行う。その後、教育系ベンチャー企業にて教育サービスの責任者として、Webマーケティング戦略立案・プロモーション施策(インターネット広告・コンテンツマーケティングなど)・プロダクト開発に携わる。 2022年11月、Sicuro株式会社を創業し、業界問わず様々な企業様のwebマーケティングの支援を行う。

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